台湾的に口臭を軽減する方法とは?
台湾でテレビを見ていると、薬のコマーシャルがよく目に付きます。なかでも気になるのが、「正記 加味消痔丸」という漢方薬のコマーシャル。
内容は、会議中、口臭のひどい女性が発言していると参加者が全員倒れてしまうというもの。
このコマーシャルのなかで、口臭の原因は「火気(フォチィ)が大きいからだ」とあり、この薬を飲めば、それを軽減できるとあります。
火気とは?
まず私は漢方の専門ではないので、知識の正確さに欠く点はご容赦ください。
周りの台湾人に聞いた話では、火気とは、体内に「のぼせ」、「熱がこもる」ような漢方的概念だそうです。
火気が大きくなると、口内炎などの炎症、にきび、口の渇きやイライラ、頭痛や便秘、そして口臭がひどくなります。
火気が大きくなる原因は、寝不足、辛いものや刺激物を食べる、ストレスなどが挙げられます。
別に漢方を知らない人でも、経験的にわかるような気がしませんか?
ちなみに台湾名産でもあるマンゴーは食べると「火気」が大きくなることで有名です。食べ過ぎないように注意してください。
台湾では、火気という考え方は普通に普及しており、上記のような症状がでると、火気を下げる青草茶や苦茶を買って飲んでいます。
まだ「正記 加味消痔丸」を飲んだことはありませんが、もういい年した中年だけに少し気になりながらこのコマーシャルを眺めています。
海外在住者要注意 日本では印鑑証明が取れない話
日本で公的な書類に実印をつくとき、必ず求められるのが実印の印鑑証明。実は海外に住所を移したら、日本では印鑑証明が取れません。
今回、台湾で印鑑証明を取った経緯について書いてみます。
日本では印鑑登録や印鑑証明はとれない
先般父が亡くなりました。父の車や不動案の名義変更や凍結された銀行口座を開くため、各書類に相続者全員の捺印と印鑑証明が求められました。
いろいろネットで調べたのですが、日本に住所がない以上、「日本では印鑑登録や印鑑証明はとれない」ことが判明しました。
確認したところ、海外居住者はその国にある日本の在外公館に申請しなければならないようです。
私は台湾に居住しているため、台北の日本交流協会に足を運ぶことになりました。
印鑑登録・印鑑証明取得に必要なもの
まず印鑑登録・印鑑証明に必要なものについて説明します。
1.パスポート
2.居留書
3.二重登録でないことを証明する書類
4.お金(証明書1通あたり480元)
5.登録する印鑑
3以外は一目瞭然。3の(印鑑登録が)二重登録でないことを証明する書類について説明します。
日本から直接台湾に転居した場合、もともとの住民票にその旨が附票(除票)に記載されます。それを最終住所地を管轄する役所に申請すればよいのです。
申請にあたり、交流協会にある申請用紙に必要事項を記載して、上記のものを一緒に提出します。
申請用紙に直接交流協会がスタンプをついて、そのまま印鑑証明となります。だから、印鑑証明提出理由欄及び提出先欄は正直に書く必要があることは気に留めて置いてください。
印鑑登録や印鑑証明は即日交付が可能です。