台湾の方をどうやったらたくさん岡山観光に呼ぶことができるか、前回記事に続き考えていきたいと思います。

岡山を台湾人に知ってもらうには?
安くて手っ取りはやい方法としていいのではないかと思ったのが、駅で配られているフリーペーパー。内容は新聞からの転載記事の寄せ集め。しかし朝は本当に多くの人が電車や地下鉄内で読んでます。

さらには駅にある専用のフリーペーパー廃棄かごの前で待っている人もいるくらいですから、この人気の高さはすごいです。

詳細な費用は確認していませんが、ここになんらかの広告を掲載するならば、注目度はあがるはずです。

テレビはどうかというと、台湾はチャンネルが非常に多いのでテレビ広告はお金ばかりかかって効果が薄そうです。

どのように岡山をアピールするか?
ただ問題はどのように広告を出すかです。例えば、突然数週間ドイツの無名な地域の観光広告が出ていても、名前は知らず知らずに覚えたとしても、それだけでおわってしまうのと同じ感覚です。

ではどのように岡山をアピールすればよいのか?

台湾ではよく日本の昔のテレビ番組が堂々と流れていたりします。私の周りで話題になったのが大河ドラマ徳姫(2011年現在)。

これにあやかって、台湾の旅行社が多く鹿児島ツアーを企画されていました。さしずめ日本における冬のソナタにあやかった韓国ツアーという感じでしょうか?

今岡山にある観光施設も魅力的だと思うのですが、それでも台湾からわざわざ関空経由でいくほどではないというのが現実だと思います。

やはり吸引力があるコンテンツを作ることも考えたほうがいいのかなと感じます。

岡山と台湾が絡んだドラマを作る
そこで手っ取り早いのが、岡山を舞台に台湾人が絡んだドラマを制作し、日本と台湾で放映すること。バックに必ず観光地をいれてさりげなくアピール。
 
ただすぐには無理かもしれないので、まずは台湾の知名度の高いドラマなどに岡山ロケを誘致してみてはどうでしょうか?

前に私がハマっていた民視「夜市人生」という台湾ドラマがありました。急に登場人物がなぜか九州にいってしまうのです。その後も観光スポットをバックにストーリーがすすんでいきます。なんとなくどこぞから誘致でもあったのではないかと思うのです。

旅番組や食べ歩き番組なども一手ですが、同じようなパターンで正直効果があるのかなぁと考えたりします。

同じテレビを使うのであれば、切り口を変えないと視聴者の記憶には定着しないと思います。そのためにも一方的な岡山紹介番組というより、ストーリーに台湾と岡山が出てくるようなドラマにすることで台湾人にも岡山人にもより興味があるコンテンツになると考えます。番組を岡山と台湾で放映して双方に訪問客が増えればメリットさらに大です。

いかがでしょうか?