コロナ禍の桃園空港チェックイン風景(2020.5.2撮影)
家族に抜き差しならぬ緊急事態が発生し、このコロナ渦の中、台湾から日本岡山県の実家に戻ることになりました。多くの人が飛行機での往来を控える中、飛行機、空港、検疫、日本国内の移動など入手できる情報は非常に限られており、大変不安な帰国の日々を過ごしました。
家族に抜き差しならぬ緊急事態が発生し、このコロナ渦の中、台湾から日本岡山県の実家に戻ることになりました。多くの人が飛行機での往来を控える中、飛行機、空港、検疫、日本国内の移動など入手できる情報は非常に限られており、大変不安な帰国の日々を過ごしました。
現在日本でもコロナの影響は次第に緩和されつつあり、今後の日本への帰国は私の経験よりも改善されると思われます。
それでも、今後私のように緊急で日本に帰国するような方の手助けになればと思い、この記事を作りました。参考になれば幸いです。
1.チケットを取るまで
コロナ禍では台湾でも飛行機チケットの予約もままならない
帰国に際し、まずネックとなったのが飛行機の予約でした。普段であれば日本ー台湾間には毎日数多くのフライトがありますが、このコロナ渦の中、どんどんフライトがキャンセルになってしまいました。そもそも岡山には格安航空のタイガーエアが定期便で台湾との間を毎日飛んでおり、帰ろうと思えばすぐに予約して帰ることができると甘く考えていました。
ところが、タイガーエアどころか普通の航空会社も3月ころから軒並み欠航などスケジュールが変更され、私に残されたルートは桃園→関西空港しかありませんでした。
そこで、私は5月2日発エバー航空(長栄)BR132に予約をいれました。予約は航空会社のホームページから行いましたが、フライトがいつあるのかといった案内が全くなく、日付を一日ずつ入力して確認しなければなりませんでした。
搭乗者が限られているせいか、フライト料金はやはり高額でした。
2.台湾出国(2020年5月2日AM8:30)
フェイスシールド姿で桃園空港に入った筆者
フェイスシールド姿で桃園空港に入った筆者
妻に車で送られて朝6時過ぎに台北国際空港(桃園空港)に着きました。想像通り、空港内には搭乗する人は普段よりかなり少なかったです。どちらかというと空港職員の方が目に付きました。
気になるのは皆さんの服装。
私は嫁が近所の伝統市場で売っていたフェイスシールドを装着して空港に入りました。
しかし意外にも空港職員も含めて、そこまでの準備をしている人はほとんどいません。マスクだけの方が多い中、唯一私より重装備だったのはこのヒト。
桃園空港でコロナ対策が1番すごかった男性(2020.5.2撮影)
その後出国手続きを経て搭乗ゲートまで進みました。
チェックイン時に聞いた話ではBR132に搭乗する人はたった14名。搭乗者には数人の日本人ビジネスマンも混じっていました。
やはり人数が少ないせいか、座席はあるエリアに集められており、いくらか間隔をあけて座るようになっていました。
スチュワーデスも完全コロナ対策装備(写真左上)
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