過去記事
これから基隆が面白くなるかもしれないと期待する話
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私は岡山県倉敷市出身で、2007年3月に岡山を離れ台湾の北東にある港町、基隆市に住んでいます。 台湾でのサラリーマン生活で感じた個人的な感想をブログで書かせていただいています。
台湾の桃園空港から台北市内に伸びる鉄道(MRT空港線)がまた延期になりました(2016年3月末に開通予定でした)。現在のところ台北市内へのアクセスは、バスかタクシーといった車しかありません。
台北市内に向かうときの車窓は少し退屈なので、次回台湾に観光や出張に行くときは、是非あなたが乗っているその車、もしくは並走して走っている車を眺めてみてください。
今回は台湾を走る車について書いて見たいと思います。
1.座席シートが本革
一度は乗ってみたい本革シート 台湾ならほとんどが本革
タクシーなどの一般乗用車に乗る機会があったら、是非注意して見てほしいのが車の座席のシート。実は台湾の乗用車の9割以上が本革のシート(ちなみに日本はファブリックが主流)なのです。
でもなぜか想像より少し硬く、合成レザーかと思ってしまいます。
2.台湾国内はトヨタが最強 輸入車も市場の3割強
台湾ではトヨタ、日産、三菱、マツダ、ホンダなど日系自動車メーカーも工場を構えて車の生産をしています。ただ街中でよく目にするのがやはりトヨタ。台湾のタクシーもトヨタのWISHかカローラ(アルティス)が非常に多いです。
街中ではベンツやBMWといった欧系の輸入車も案外見かけます。といってどう考えても一般庶民が手に入れられる代物ではありません。
金は無いけど見栄で乗っていると説明する台湾人もいました。そして彼らの事故も尋常ではありません。
台湾では高級車の事故りかたも半端ではない
一方日本からの輸入車も増えています。レクサスやRAV4などは台湾では生産していませんが、目にする機会は多いです。
円安の影響もあり日系輸入車の価格も以前より下がったからだと思われます。
台湾自動車市場における輸入車の割合は年々上昇し昨今ではもう30%を超えており、もしかすると台湾国産車が駆逐されるのは時間も問題かもしれません。
3.台湾の車は異常に高い
台湾で新車の値段は実は日本より高いです。トヨタのヴイッツ(台湾ではYARIS)を例にとって比較してみます。
TOYOTA ヴィッツは台湾でも販売してます(TOYOTAのHPより)
日本の公式サイトで出ているメーカー希望価格(最安グレード)は1,153,637円(税込)。
一方台湾の公式サイトでは55万台湾元(最安グレード)です。
これを単純に現在(2016年3月25日)の為替レート(1円=0.2911台湾元)で比較して見ると、台湾のYARIS(日本ではヴィッツ)が1,889,385円と異常に高く感じてしまいます。
台湾の車は仕様が異なるとか、エンジンなどが輸入だからとか、税金の問題とか理由はいろいろあると思いますが、それでも日台の物価を考えても割高感を感じずにいられません。
空港から台北市内まで小一時間程度かかりますが、退屈つぶしに車窓から台湾の車を見てみてください。
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