台湾人はたいていの方が英語名をもっています。僕の会社でもamy何(フー)、Ryan盛(ション)、とかVivian許(シゥ)とか在籍しています。

なぜ英語名をつけているかというと、台湾では陳とか李とか同じ苗字がごろごろいるため、英語名をつけることでわかりやすくするためだと聞いています(本当かどうかは不明)。

それにしても台湾の苗字はあまりバラエティさがない。台湾の苗字は167しかなく、10大名字は多い順から陳、林、黄、張、李、王、呉、劉、蔡、楊で全体の約53%を占めるようです。

僕は台湾で営業をしているのですが、今までいただいた名刺(733枚で日本人も含む)のなかには、陳さんが35名もいます。僕と名刺交換をしたひとのうち5%が陳さんなんです!

だから電話がかかってきて「陳さんから電話です」といわれても、どの陳さんか少し不安です。

逆に英語名を知らずにお客さんのところに電話して「陳さんお願いします」っていっても「どの陳さんですか」という話になります。

ここまで書いていると、僕が育った岡山県倉敷市の学校時代のことを思い出しました。クラスにやたらめったら多かった田淵君、小野さん、藤原君、妹尾さん。同じクラスに同じ苗字が2,3人いたような気がします。もうこれもすべて英語名で呼んでみてはいかがでしょう?

エリック田淵君、ビビアン小野さん、マイク藤原君、サンドラ妹尾さん・・・・。
うーん、学校生活が楽しくなりそう?!