台湾台北から岡山直行便を利用してみた雑感
台湾に在住している僕ですが、運転免許更新のため故郷岡山に一時帰国をする必要がでてきました。そこでかねてから乗りたかった台湾台北岡山便を使うことにしました(2014.8.30)。

今回のブログでは台湾台北岡山便のよかった点、悪かった点についてまとめてみます。

まずよかった点から
 
台北から往復だと大変便利な時間帯
現在(2014年9月23日)の台湾台北ー岡山間の時刻表を岡山空港のホームページで調べると以下のとおり。

台北(桃園)岡山空港 時刻表
台湾台北(桃園空港)便の時刻表 (岡山空港のホームページから抜粋)
台湾台北からこの便を利用すると出発も到着もかなり便利です。

台湾台北からの出発時間は10時15分で、桃園空港から離れた基隆に住む僕でもかなりゆっくり出発できます。

以前まで関空経由で岡山に帰っていたときは、午前8時30分前後の飛行機に乗っていました。となると朝5時くらいには家を出る必要がありました。

到着時間も午後1時55分と午後から十分遊べます。関空経由の場合は午後5時過ぎには倉敷市内の自宅につきますが、乗り換えが多く、子供を連れているとしんどさ倍増です。

帰りも岡山空港の出発時間は午後3時分で台湾台北には午後5時には到着します。午前中はまだ岡山で遊べますし、台湾到着も夕方なのですんなりと明日の朝から出勤が可能です。

シーズンを選べば関空経由よりリーズナブル
岡山直行便は関空便+国内交通費より高い
岡山直行便は関空便+国内交通費よりまだ値段が高い
岡山に帰るにあたり、関空経由と岡山直行便のどちらがトータルの交通費が安くなるかを比べました。

台北関空チケット代+国内往復交通費>台湾岡山直行便チケット代となるかどうかが岡山便を利用するカギでした。

Googleで調べると、関空と岡山の僕の実家までは16180円(関空-JR新大阪間は特急はるか自由席、JR新大阪-岡山駅は新幹線自由席、岡山駅-実家の最寄り駅は在来線)です。

これを現在(2014年9月23日)のレートで直すと約4500台湾元くらいになります。

たまたま僕が調べたとき8月末の便で台湾台北岡山便が12000元そこらで出ていたため迷うことなく岡山便を選びました。

しかしシーズンのころは岡山便も非常に高く、関空便のチケットに国内交通費をいれてもさらに高かった記憶があります。

今度は悪かった点をあげてみます。

飛行機が小さく、トイレが不便
岡山直行便は飛行機が大きくない
飛行機が小さいのでトイレがいつも満員
以前まで関空を利用していたせいか、今回の台湾台北岡山便の飛行機がかなり小さく感じました。席数も片列3シートと2シートしかありません。
 
問題なのはトイレ。エコノミー席には飛行機の最後尾にしかトイレはありません。そのためトイレはしょっちゅう込み合っていました。

今回しょっちゅうトイレに通う息子を連れていたので、息子がおしっこをもらさないか心配でした

機内サービスにかなり不満
機内食が思いのほかまずかった
これは他社の機内食。岡山便の機内食はまずかった
機材はどうであれ飛べば問題ないのですが、僕が搭乗したときは機内サービス面でもがっかりすることがありました。

まず機内食ですが、行きも帰りも正直、関空路線より料理のグレードが落ちていると感じざるをえません。

内容はもう覚えていませんが、息子のために頼んでいたお子様用もひどくて、息子もほとんど食べませんでした。

さらには飲み物サービスの客室乗務員の接客にも腹が立ちました。缶ビールを頼んだのですが、半分凍っているようなものを出してきました。

ふたをあけていただいたのですが、中からビールが噴出しているまま机におかれ、そのまま次の席にいってしまいました。

ズボンに滴り落ちてくるビールをそこらへんの紙ナプキンで拭いてもやはり防ぎきれません。

客室乗務員にハンカチ出せと連呼してようやく気が付いたのか、ただナプキンを数枚僕に渡すだけ。そしてなぜか「謝謝」と連呼されるのです。この若い女性の乗務員のとんちんかんな対応にただただあきれるばかりです。

このときにたまたま不器用な乗務員に出合ったのだと思いたいのですが、正直今回の機内の思い出はあまりよいものはありませんでした。

もう台湾台北岡山便の通年運行はこのままなくなってしまうのか?
岡山台湾便はもう消滅してしまうのか?
台湾岡山便はこのまま消滅してしまうのか?
搭乗する数日前にニュースで台湾台北岡山便の通年運行がなくなったと聞きました。

僕が利用した8月末も台湾から岡山までの便で搭乗率は見た限り6割前後、岡山からは7割前後でした。現在の台湾人の旺盛な日本観光熱を考えると少し機内はさびしい状況です。

これから冬を迎えると日本東北部への飛行機需要が増えることが予想されるだけにエバー航空が岡山との秋冬便を停止して他の都市へ振り替えをするのも仕方がないことかもしれません。

2回目の台湾旅行のお供に


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