息子はおもちゃを見るのもそこそこに店の入り口にあるゲーム機にかじりつき状態。
これは日本のバンダイのガンバロイドなるアーケードゲーム機で、台北のおもちゃ屋ではよく見かけます。プレイするお金は無料で、多くの子供が列をつくっています。
ゲーム機は日本からそのまま台湾に持ってきたようで、画面表記はすべて日本語。言葉はわからなくてもゲーム内容にはさほど問題ないようで、子供は熱心にボタンを押しています。
仮面ライダーフォーゼ仕様のガンバロイド。たくさんアストロスイッチが差し込まれている。
このゲームは仮面ライダーシリーズを題材とした対戦モノです。バンダイが発売するカードやコイン、スイッチを使うとゲーム上でキャラクターが強くなるので、子供らは親におねだりしたのかたくさんカードやコインを携えています。実は息子がすでにサンタにお願いしたと言うおもちゃもそのカードやスイッチの類でした。バンダイのおもちゃとアーケードゲームを連動させたこうした販売戦略には本当に恐れ入ります。
親には脅威のバンダイ戦略
一番バンダイに敵意を抱いたのが、昨年台北で行なわれたゴーカイジャー&仮面ライダーオーズの公演の時でした。
ヒーローの活躍にすっかり気分高揚の息子を連れて会場の出口までくると、これでもかといわんばかりにバンダイ商品が山積みにされて販売されているではありませんか。
親とすればそのまま通り過ぎたいところですが、案の定息子はおもちゃを買わないとここをてこでも動かない状況。
子供のころはあれほどバンダイさんが大好きだったのですが、親になってからは本当に頭の痛い存在です。
子供のころはあれほどバンダイさんが大好きだったのですが、親になってからは本当に頭の痛い存在です。
高倉健の映画とバンダイ商法
昔は映画、今はVシネマで楽しめる任侠モノ
最近俳優の高倉健がお亡くなりになりました。ネットのニュースを眺めていると、実は当初は仁侠(ヤクザ)映画にたくさん出演していたことを知りました。幸福の黄色いハンカチや鉄道員(ぽっぽや)といった映画の中に出てくるイメージしかなかったので意外でした。 ここでこの「仁侠モノ」をバンダイのような商法に乗せるとどうなるかを考えてみました。
毎年新シリーズが出てくる仮面ライダーと同じく、毎年主役を変えて任侠ドラマをテレビで制作。ドラマの時間帯はブルーマンデー前日である日曜日の深夜。これでお父さんは月曜日の朝から肩で風を切って出社できます。
任侠映画の疑似体験ですが、まさかガンバライドの任侠版をおもちゃ屋に置くことはできません。そこでサバイバルゲームができるところで、業者が準備する極道軍団とドンパチの疑似体験をしてもらいましょう。
格好だけでいいのならやくざ、極道、金融ヤンキー、チンピラなどのファッションを準備し、シーンに応じたスタジオで変身写真を撮影というのもよいかもしれません。
ならばいっそのこと任侠映画村を作り、そこで任侠映画やVシネマを撮影することにします。極道俳優との握手会、記念撮影、DVD以外にもおもちゃのドス、モデルガン、極道ファッションなどの販売も同時に行ないます。
妄想がとりとめもなく膨らんできましたので今日はこのへんで。
2回目の台湾旅行のお供に
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