台湾基隆市になぜ岡山県人が住んでいるのか?

私は岡山県倉敷市出身で、2007年3月に岡山を離れ台湾の北東にある港町、基隆市に住んでいます。 台湾でのサラリーマン生活で感じた個人的な感想をブログで書かせていただいています。

Tag:台北

台湾台北から岡山直行便を利用してみた雑感
台湾に在住している僕ですが、運転免許更新のため故郷岡山に一時帰国をする必要がでてきました。そこでかねてから乗りたかった台湾台北岡山便を使うことにしました(2014.8.30)。

今回のブログでは台湾台北岡山便のよかった点、悪かった点についてまとめてみます。

まずよかった点から
 
台北から往復だと大変便利な時間帯
現在(2014年9月23日)の台湾台北ー岡山間の時刻表を岡山空港のホームページで調べると以下のとおり。

台北(桃園)岡山空港 時刻表
台湾台北(桃園空港)便の時刻表 (岡山空港のホームページから抜粋)
台湾台北からこの便を利用すると出発も到着もかなり便利です。

台湾台北からの出発時間は10時15分で、桃園空港から離れた基隆に住む僕でもかなりゆっくり出発できます。

以前まで関空経由で岡山に帰っていたときは、午前8時30分前後の飛行機に乗っていました。となると朝5時くらいには家を出る必要がありました。

到着時間も午後1時55分と午後から十分遊べます。関空経由の場合は午後5時過ぎには倉敷市内の自宅につきますが、乗り換えが多く、子供を連れているとしんどさ倍増です。

帰りも岡山空港の出発時間は午後3時分で台湾台北には午後5時には到着します。午前中はまだ岡山で遊べますし、台湾到着も夕方なのですんなりと明日の朝から出勤が可能です。

シーズンを選べば関空経由よりリーズナブル
岡山直行便は関空便+国内交通費より高い
岡山直行便は関空便+国内交通費よりまだ値段が高い
岡山に帰るにあたり、関空経由と岡山直行便のどちらがトータルの交通費が安くなるかを比べました。

台北関空チケット代+国内往復交通費>台湾岡山直行便チケット代となるかどうかが岡山便を利用するカギでした。

Googleで調べると、関空と岡山の僕の実家までは16180円(関空-JR新大阪間は特急はるか自由席、JR新大阪-岡山駅は新幹線自由席、岡山駅-実家の最寄り駅は在来線)です。

これを現在(2014年9月23日)のレートで直すと約4500台湾元くらいになります。

たまたま僕が調べたとき8月末の便で台湾台北岡山便が12000元そこらで出ていたため迷うことなく岡山便を選びました。

しかしシーズンのころは岡山便も非常に高く、関空便のチケットに国内交通費をいれてもさらに高かった記憶があります。

今度は悪かった点をあげてみます。

飛行機が小さく、トイレが不便
岡山直行便は飛行機が大きくない
飛行機が小さいのでトイレがいつも満員
以前まで関空を利用していたせいか、今回の台湾台北岡山便の飛行機がかなり小さく感じました。席数も片列3シートと2シートしかありません。
 
問題なのはトイレ。エコノミー席には飛行機の最後尾にしかトイレはありません。そのためトイレはしょっちゅう込み合っていました。

今回しょっちゅうトイレに通う息子を連れていたので、息子がおしっこをもらさないか心配でした

機内サービスにかなり不満
機内食が思いのほかまずかった
これは他社の機内食。岡山便の機内食はまずかった
機材はどうであれ飛べば問題ないのですが、僕が搭乗したときは機内サービス面でもがっかりすることがありました。

まず機内食ですが、行きも帰りも正直、関空路線より料理のグレードが落ちていると感じざるをえません。

内容はもう覚えていませんが、息子のために頼んでいたお子様用もひどくて、息子もほとんど食べませんでした。

さらには飲み物サービスの客室乗務員の接客にも腹が立ちました。缶ビールを頼んだのですが、半分凍っているようなものを出してきました。

ふたをあけていただいたのですが、中からビールが噴出しているまま机におかれ、そのまま次の席にいってしまいました。

ズボンに滴り落ちてくるビールをそこらへんの紙ナプキンで拭いてもやはり防ぎきれません。

客室乗務員にハンカチ出せと連呼してようやく気が付いたのか、ただナプキンを数枚僕に渡すだけ。そしてなぜか「謝謝」と連呼されるのです。この若い女性の乗務員のとんちんかんな対応にただただあきれるばかりです。

このときにたまたま不器用な乗務員に出合ったのだと思いたいのですが、正直今回の機内の思い出はあまりよいものはありませんでした。

もう台湾台北岡山便の通年運行はこのままなくなってしまうのか?
岡山台湾便はもう消滅してしまうのか?
台湾岡山便はこのまま消滅してしまうのか?
搭乗する数日前にニュースで台湾台北岡山便の通年運行がなくなったと聞きました。

僕が利用した8月末も台湾から岡山までの便で搭乗率は見た限り6割前後、岡山からは7割前後でした。現在の台湾人の旺盛な日本観光熱を考えると少し機内はさびしい状況です。

これから冬を迎えると日本東北部への飛行機需要が増えることが予想されるだけにエバー航空が岡山との秋冬便を停止して他の都市へ振り替えをするのも仕方がないことかもしれません。

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観光だけなら基隆はまだよいのだが
みなさんは台湾の港町「基隆(キールン)」をご存知ですか?台湾でも有数の港町で、戦前までは非常に多くの日本人がいたようです。

僕は台湾人の嫁と結婚し基隆に住んでもう6年が経ちますが、まさかこんなに無茶苦茶なところとは思いもしませんでした。観光で訪れるくらいならまだしも基隆になんて住もうとおもってはいけません。

2012年12月にも基隆についてブログに書きましたが、

現在もなお情勢は混迷を極めています。

現職基隆市長に続き、基隆市議会議長まで警察沙汰に
とある「行動」で自分の「政治人生」を変えた議長
スローガン通り「行動で自分自身の政治人生を変えてしまった」基隆市議会議長

最近では今年2014年12月の首長選挙で基隆市長に立候補していた国民党の現職基隆市議会議長黄景泰氏が団地開発での受賄容疑で逮捕されました。

2年前には国民党の現職基隆市長張通栄氏が、警察の派出所長を脅して飲酒運転で逮捕された女性を釈放させたことで、公務執行妨害で起訴されています。
基隆市長自ら率先して起訴されていた
「この市長はそもそも最も間抜けな市長で、最もだらしない市長だ」と書かれています

基隆は歴史的な背景から国民党の基盤で長く一党による市制が続いており、強固な利権関係がみてとれます。この街に政治的な刷新はなかなか難しいと思われます。

すぐ洪水の道路 雨の存在を無視した博物館 入居がないテナントが並ぶ駅 
七堵駅北口にある意味不明なもの
台湾国鉄七堵駅北口にある意味不明な芸術品
行政のトップがここまででたらめになると、行政そのものもおかしくなっているようです。

台湾では夏でもスコールのように瞬間的に大雨が降ることはよくあります。ただでさえ雨が多い基隆ですが、相変わらず大雨が降ると市街のあちこちで冠水。いつまでたっても抜本的な対策は採られていません。

港町基隆にできた非常に大きな国立海洋科技博物館は、チケット売り場が入っている建物と博物館そのものが別棟にも関わらず、この二つを結ぶ空間には屋根らしきものがありません。こんなに雨が多い街にも関わらず・・・・。

2007年に改修して非常に大きな駅舎になった基隆市内にある台湾国鉄七堵駅も、多くの商店が入居できるようテナントがたくさん構内に作られたが、現在に至るまで入居は数軒のみ。ほとんどがシャッターが閉められ開店休業状態。
改修から7年、いまだシャッターが開かない台湾国鉄七堵駅
7年間締め切ったシャッターが並ぶ台湾国鉄七堵駅

駅の北口にはなんとも無意味でお金だけがかかってそうなオブジェがそびえています。まさに無駄遣いの象徴で、政治家にキックバックの金でも流れているのではないかと疑いたくなります。

みんな逃げたい 僕も逃げたい台北へ
歴史的な街だがイマイチイケてない基隆
歴史的な街並があるにも関わらずなぜか台南のようにイケてない基隆

基隆は山がせまっている地勢で土地がなく、これ以上街を広く発展させる余地がありません。だから工場も会社も基隆には来ないから、みんな台北まで働きにいきます。

歴史ある港町なのに、街中は大変汚くまるて朽ち果てようとしている感じがします。同じく歴史的な都市として文化財保護に力をいれている台南とは全く対照的です。

唯一観光に耐えることができると思われるのは廟口夜市だけ。だから港をみて夜市で晩御飯食べたら、観光客はほんの数時間で基隆からでていってしまいます。

基隆の港も貨物取扱量が激減し、唯一増えている豪華客船の寄航も客は上陸後すぐ中南部へでていってしまいます。
ああ基隆は今日も雨降り
基隆は今日も雨降り。街全体がなんだかさびしい

最近台湾国鉄が南港駅と宜蘭駅の間に直通の線路を作ることを決めました。今までの基隆経由より時間が大幅に短縮できるようです。少し前には台北と宜蘭を直接結ぶ長い長い雪山トンネルが完成し、車が基隆経由をしなくてもよくなりました。

車だけではなく鉄道もいよいよ基隆を経由しなくなることで、基隆はまずます存在感がなくなってきています。

ケーブルテレビ事業者の委託調査によると、有料アダルトチャンネルの長期契約世帯数の密度が最も高い台湾の都市は基隆市で、 10世帯中4.3世帯が1年以上の視聴契約をしていたようです。

長々と雨が続く基隆では、これくらいしか楽しみはないのでしょうか?

近頃にわかに脚光を浴びている台北市・新北市との合併の話は、あながち遠い先のことではなさそうです。

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台湾から岡山空港へ
2014年の旧正月休みを利用して、二年ぶりに台湾人の嫁と息子を連れて台湾から岡山の実家に帰省しました。

普段関空経由で電車を乗り継いで岡山に帰るのですがチケットがとれませんでした。そこで今回中国東方航空を利用して上海経由をすることになりました。

本当であれば岡山と台湾桃園空港を結ぶ定期便を利用したかったのですが、残念ながら冬は飛んでませんでした。
岡山発上海行きの機内食(朝ごはん)
中国東方航空岡山発の機内食になんときび団子がついていました

今回の台湾発上海経由岡山ルートを、費用、時間、快適度の面から関空経由と比較して検証してみます。

1.費用(レートは1台湾元=3.37円で計算) 
台湾から岡山までにかかる費用は?
円安の影響は大きい
上海経由の場合
費用は一人約18,000元x3人(夫婦・息子)=54,000元(181,980円)
岡山空港からは親が来るまで迎えにくるので費用は発生しません。
 
関空経由の場合
台北桃園-関西空港(飛行機)---2年前の価格
1人14,000元x3人(夫婦・息子)=42,000元(141,540円)
空港-岡山・倉敷・西阿知駅(JR 新幹線など)
1人7,400円x2人(夫婦)x2(往復)=29,600円 
小学校に上がるまで子供は無料
合計171,140円

これですと関空経由のほうが10840円安くすみます。 

なお円高だった2年前のレート(1台湾元=2.58円)で計算するとその差は1360円まで縮まります。 

2.時間
上海トランジットは待ち時間7時間
上海岡山便出発まで7時間待ち
上海経由の場合
今回は朝9時のフライトで台湾桃園を出発、10時50分に上海浦東空港に到着。

それから次の岡山便出発は17時35分で上海で6時間45分待ちです。岡山空港へは20時30分到着で行程は半日がかりです。

待ち時間が長いため中国入国も事前に検討してはみました。

しかし旧正月で中国人も出国ラッシュと予想され、再出国審査でどれだけ並ばなければならないかまったく時間が読めません(中国人がまともに列に並ぶかも不安)。

さらには昨今の中国の大気汚染の問題もあり、入国はあきらめました。 
広い上海浦東空港でも7時間待ちはつらい
どんなに広くても7時間待ちはつらい(上海浦東空港)
4歳の息子と空港7時間待ちは正直非常につらい。息子にとってもこのうえなく退屈な時間だったと思われます。

上海の空港の出国フロアは非常に広いのですが、さすが7時間でも時間をかなりもてあまします。

まずは持参したマグネットの囲碁で息子と2,3回勝負。その後かくれんぼ、宝探しとやってみたのですが、しまいには疲れて家族で寝てしまいました。 

関空経由の場合
前回搭乗の午前8時30分台湾桃園発のエバー航空の事例で考えると、午前11時55分関空着。

それからJRに乗り換え、午後4時ころには岡山の実家の最寄の駅(西阿知)まで着きます。

行程は8時間30分、上海経由の3分の2です。

3.快適さ・トラブル
岡山空港まで無事荷物は届くのだろうか?
費用、時間ともに関空経由に完敗の上海経由ですが、快適さにおいて1点最大の利点があります。

それは荷物を台湾桃園空港で預けると、岡山まで身軽に動けるという点です。

関空経由ですと関空からJRに移動する時、新幹線に乗り換える時、在来線に乗り換える時、移動が大変です。小さい子供と一緒ならなおさらです。
チェックイン時からトラブルの予感
チェックイン時からトラブルの予感
しかし岡山という地方航路を中国の航空会社でトランジットで旅行するにあたり、至る所でトラブルが発生しました。 

トラブル1  1週間前にフライトキャンセル
帰国の1週間前に突然、上海-岡山間のフライトキャンセルの連絡がきて日程を変更せざるをえなくなり、行きも帰りも1日後にずらすこことになりました。

トラブル2 「上海の空港で荷物をいったん引き取れ」といわれる
台湾桃園空港でチェックイン時、係員から「トランジットでも荷物は上海の空港でいったん引き取れ」と耳を疑うようなことをいわれました。

理由は台湾桃園空港ではシステムの問題で岡山まで一貫して荷物を届ける手配ができないからだそうです。

その隣で同じく上海経由で中国のハルビンまでいく客が同じ理由で職員ともめてました。

結局嫁とその客の猛烈な抗議でなんとかなりましたが、実際荷物が岡山まで届くかかなり不安でした。

トラブル3 岡山行きの飛行機の座席がバラバラ
岡山行きの飛行機は小さく搭乗口までバスで向かいます。そこで座席を確認すると、なんと親子3人の座席がてんでばらばら。子供がいるので非常に弱りました。

台湾でチェックインを受け付けた係員が何も考えず手配したものと思われます。

なんとか機内で3席並んだ空席を見つけたので事なきをえました。

トラブル4 スーツケースが壊れた
岡山空港に到着して荷物を探すと、荷物はあるにはありました。しかしなんとスーツケースを引っ張る取っ手部分がなくなっていました。

上海でトランジットの際壊されたのでしょう。

近くの女性職員にクレームをつけると、担当者が飛んできました。弁償は最大2000円しかでないようです。

僕の結論 
上海経由台北岡山ルートは家族連れの方にはあまりおすすめできません。

子供がいて荷物が多いと心配事満載で気が休まりません。

単身で荷物が少なく、中国に入国して7時間身軽に遊べてしかも大気汚染にもモノともしない人には面白いかもしれません。
 
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さてもう昨年のことですが、紅白歌合戦はごらんになりましたか?

2013年大晦日の紅白歌合戦は紅白史上初の海外台湾・台北を含めた3元中継でした。

台湾でも人気がある福山雅治の年越し公演会場、NHKホールのほか、2013台北ニューイヤーズパーティー」という85万人以上の市民が集まる毎年恒例のビッグイベント会場とも中継をつなぎました。

紅白史上初とのことで大変意義があったのだと思われますが、台湾在住の僕のまわりではそれほど人の口には挙がっていなかった印象です。なかには福山雅治が台北に来たのかと勘違いしている人もいました。

実際の中継状況も、テレビで見ていて少し痛かった気がします。日本からの一方的な呼びかけや福山雅治からのカタコトの中国語だけが飛び交い、横浜と東京だけで話がほとんどおわった感じです。

印象に残ったのは、台北101に表示されたNHKの文字と、台北からの中継が切られる寸前に聞こえてきた「フクヤマサン、カッコイイネ、デンワバンゴウオシエテ」という台湾のタレントJanet(謝怡芬)のつたない日本語だけでした。



秒刻みでスケジュールがすすむ紅白なので、これも仕方が無いことかもしれません。

海外にいると紅白に対する思いは格別
海外生活が長くなり、話す言葉も習慣もすべて現地化しても、やはり多くの日本人の心は日本時間で動いています 。そして年末になると訳もなくなにかとそわそわしてきます。

以前何かの会合でいっしょになった台北の某日系銀行の副支店長は、大晦日は紅白が始まる前にお風呂に入り、身を清めてからビール片手にテレビの前に座るなどと言っていました。

どこにいても日本人にとっては年始年末は物事の区切れ、そして紅白はその年の最後を奏でる神聖なエンディングテーマなのです。

今度は台湾がお正月
そしてその翌日1月1日は台湾でも祝日です。しかし次の日から平日に戻ります。ご存知のとおり台湾は旧暦で正月をお祝いします。

新暦の正月三が日、台湾で働く気がおきないのは日本人だけです。また日本関係の仕事をしている台湾人は、日本がお休みのため仕事になりません。

今度は台湾が旧正月にむけてそわそわしはじめる時期になりました。台湾をはじめ中華圏と仕事をされている皆さん、お仕事は前倒しでおすすめください。

旧正月中はオフィスはお休み、そして旧正月明けはボーナスを手にした若い台湾人の多くが転職を検討する時期になります。気づいたら担当者が変わってましたということもあります。

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2013年12月15日、台湾台北で雨降りの中、台北富邦マラソン大会に参加してきました。僕が参加したのは21キロのハーフのコースでした。

本大会のコースは、台北市内の主要幹線の車道を走って台北市内をぐるっとまわるというもので、普段の生活や観光では得がたい貴重な体験をしました。

毎年12月におこなわれているので、みなさんも是非参加してみませんか?優勝賞金は120万元(日本円で約360万円)、大会記録をマークして優勝すると金額は200万元(日本円で約600万円)まであがるようです。

毎月なんらかのマラソン大会がある台湾
台湾の年間マラソン大会スケジュール
台湾はマラソン大会が多く開催されており、日本人をはじめ、国内外を問わず非常に多くの人が参加してます。

台湾の年間マラソン大会スケジュールが掲載されているサイトはこちら

大会名称(賽事名稱)がリンクになっているところがすでに受付を開始したところです。受付期間(報名日期)には気をつけましょう。有名なマラソンはすぐに受付人数いっぱいで受付終了(已截止)になってしまいます。
 
エントリーの仕方
まずは一覧から当該サイトのマラソンの名称部分のリンクをクリックします。(下の写真は2014年2月23日に実施される台北チャーダーマラソン大会の公式サイト)
マラソン大会の公式サイト
すると往々にして当該マラソン大会の公式サイトに飛んでいきます。ここで大会の概要を確認。しかし申し込みは公式サイトからではなく、中華民國路跑協會(中華民国マラソン協会)のサイトでおこなうようです。



すべて完了しますとお金を振り込むことになります。付近のコンビニから支払いができます。

人・人・人
今回の大会でも大雨の影響で10万人以上のエントリーがあるなか、7万人しか参加しなかった模様ですが、それでも人が非常に多い。

集合時間である午前6時30分前には会場である台北市政府に着いたのですが、21キロと42キロのランナーが同時にスタートするので付近はすでに人・人・人。

現場でもうエントリーをする必要はないのですが、着てきた服をどこかで預けなければなりません。大会規則で服は指定のバックにいれなければ預かってくれません。このバック、なんと100元で買わなければならないのです。今後同様な大会でこのバックを使えば荷物を預ける際お金は不要だそうです。

いたるところで写真撮影
2013年台北マラソンのコース
コースは台北市内を一周するような感じです。

なにせ数万人が一斉に走るのですから、スタートの7時をすぎてもなかなか前に進めません。スタートしても道路は人で団子状態が続きます。

このマラソン大会では、沿道のいたるところで関係者が写真撮影をしていました。「写真を撮りますよ」といったプレートがたっているのでよく目立ちます。
 
後で知ったのですが、これはあとで専用サイトから自分のゼッケン番号を入力すると自分の写真を探すことができるというサービスでした。最近のサービスはすごいですね。
ゼッケン番号で自分の写真が探せる
赤丸部分にゼッケン番号をいれるだけ
みなさんも台湾のマラソン大会に参加されてみてはいかがでしょう。普段は車やバイクでいっぱいの車道を走ると普通の観光とは違う目線で市内を見ることができるので結構面白いはずです。

 
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