スーパーメモアプリとして有名なEvernoteは最強のクラウドとして有名です。テキスト、写真、pdfから音声データまでなんでもメモとして保存できます。

PCやモバイルなどいろいろなデバイスで利用でき、しかも同期も簡単ということで使い方は未知数です。

僕が現在使っている事例を紹介します。
 
1電車の時刻表を保存
僕はいま、電車で基隆から台北に通勤をしています。しかし持ち歩きに簡単な電車時刻表なるものを見かけたことがないのです。

仕事などで遅くなるとやはり気になるのが電車の時間。台北から乗車するのですが、夜も遅くなると電車の時間が心配です。そこで駅の壁に貼ってある時刻表をカメラでぱちり。停車駅の時刻表もぱちり。これで安心して駅に向かえます。

たまに台北復興北路にあるとある日本語の本屋で、物陰に隠れて本の中身を写真とっている方をお見受けしますが、これは・・・・違法でしょ?

2.名刺の保存
台湾で3年も営業していますと、成績は芳しくなくても名刺だけは山とたまっていきます。これをEvernoteをつかってうまく整理します。

ちょっとはじめだけ手間ですが、1枚1枚方向に注意して写真をとっていきます。そのときにノートのソート機能がうまく使えるようにすることを意識して、題名部分は「名前、会社名」で統一します。

これは、結構同じ名刺をもらうことが多く、容量制限もあることから重複は避ける意味でやります。入力前、もしくは入力後でも「名前」から検索することで容易に重複がさがせます。

そして重要なところはタグです。タグには「名前」、「会社名」は当然のこと、「住所(例 松江路とか中山北路二段)」「業種(例 商社)」「老板(社長という意味)」とかをつけます。これは結構手間ですが、次のようなメリットがあります。

例えば月曜は松江路近辺を重点的に営業する場合、「松江路」で検索すればタグが松江路の名刺ばかりが出てきます。わざわざお客リストをエクセルで作り直さなくてもいいのです。

また別にタグをつけなくても、OCR機能で自動的にかなり高い確率で名刺の上の文字を検索で拾ってきてくれるようです。だから名刺上にない情報をタグでつけると便利かもしれません。例えば「見込み客」、「大阪(出身)」、「釣り(好き)」。

さらには名刺の写真以外の開いているスペースに2011年5月3日訪問商品のことでクレームを受けた、とかメモを残しておけばいままでの訪問記録も残せます。

3.中国語勉強のツール
このアプリの面白いところは音声データも残せるところ。台湾に3年もいれば私みたいなシャイで奥手な僕でも台湾の方とそれとなく営業もできます。(それでちゃんと営業が勤まるかは別)

それでもやはり聞きなれない単語を耳にすることが多いです。そんなとき相手の台湾人に頼んでEvernoteに単語を録音してもらい、あとで聞くって言うまじめなこともできます。

使い方は本当に工夫次第。上に挙げた内容はまだ僕が試行錯誤でやっていることなので、完成形ではありません。台湾でまだこんな使い方をしているっていう方がいらっしゃったらぜひ教えてください。