台湾地理は地図でみると東西南北に格子状に道が並んでいて非常にわかりやすいです。住所も面している道路名で表示されているのでお店も探しやすい。

ただ番地が、道路のこっちがすべて奇数、道路の向い側がすべて偶数となっているのが感覚的にちょっと奇妙。でもこれはこれでまた住所を探すとき非常に便利です。

観光、出張で台湾に来る方も一人で行動をする場合、スマホを使うと大変便利です。

問題のSIMですが、現地のSIMプリペイドカードが簡単に安く空港で手に入ります。
以下参照

これを使えば、早速空港からグーグルマップで旅はスタートです。経路も現住所から確認できます。交通手段も表示されるので、やみくもにタクシーばかり使わなくても安心してバスにも乗れます。

1.台北のバスは悠悠卡
台北のバスは悠悠卡と呼ばれるプリペイド式カードが普及しています。これを購入してお金をチャージしていれば特に乗車下車でも問題はないと思います。

バスの一区間が15元、おつりはでません。手間を考えればMRTの駅でこのカードを購入したほうがいいです。たしかデポジット100元とられたはず。

2・バス停でバスが止まらないことも
日本風におしとやかにバス停でまっていても、台湾のバスはあなたを無視して通り過ぎることがよくあります。

以前までバス停で台湾人が大げさに手を振ってバスにアピールする姿をみて、なんと大げさだと思っていました。でもこれくらいしないと、停まらないこともあるのです。実際シャイな僕も何度も無視されました。

3.バス停が見つからない
台北駅付近のバス停はいろいろなところにあるので、グーグルマップとかで経路を探し当てても該当のバス停がなかなかみつからないのです。

しかも台北駅そのものが迷宮のようになっているのでよりしんどい。これはなにかいいアプリとか知っている人教えてください。

4.台湾で使える交通系アプリ
台湾の交通で使えるアプリは
(1).台北公車
これはバスの番号をいれるとあとどれくらいで自分のいるバス停にくるかおおまかな待ち時間がわかります。でも以前それを信じて30分も待たされたことがあったのでしばらく使ってません。もしかしたら今は改善されているかもしれません。

(2).悠悠台鐵通
これは台湾の鉄道の時刻表アプリで、自分の乗車駅や目的地駅の時間がわかります。これは割と便利。これを見つけてからは、Evernoteに入れていた駅で撮影した時刻表の写真を削除しました。

ちなみにこの悠悠シリーズには
・悠悠購好康(悠悠卡でお得な買い物ができるところを紹介)
・悠悠好停車(悠悠卡で駐車できる駐車場を紹介)
などあってこれまた便利。

5.効率的な移動のために
とりあえずできるだけロスタイムを省いて効率的な移動をおこなうために、僕は以下の提案をします。
(1).音声と文字でEvernoteに入力
行き先の住所(地名、バス停留所)をすべて音声と文字でEvernoteに入力します。音声は日本語がわかる宿泊先のホテルの人にいれてもらうのです。

想定としてまずスマートフォンのグーグルマップで経路を確認し、指定されたバスを使って移動。

途中乗り換えのバス停の位置がわからない場合、前もって録音した「○○のバス停はどこですか?連れて行ってください」という音声データを台湾人のおばちゃんに聞かせる。
(おばちゃんなら一番無難でしょう。最悪おばちゃんの家に連れて行かれるだけです)

バス乗車中降りるところがわからない場合、運転中の運転手にスマホを近づけること自体難しいので
「○○のバス停で降ります。バス停が近づいたら声をかけてくれるよう運転手に言ってもらえませんか?」という音声データを若い女性の台湾人に聞かせる。
(バスの中であれば若い女性も逃げることも無視することも不可能。展開によっては目的地までいっしょに連れて行ってくれるかも。そして最後は「住所と電話番号と名前」をEvernoteにいれてもらえるかも)

(2).「現在地メモ」アプリで緊急連絡先にメール
それでも想定外に道に迷い、電話しようにも場所がまったくわからず、聞くに聞けない場合、「現在地メモ」を使いましょう。

ホテルの方に事前にメールアドレスを聞いておき、緊急の場合は自分からのメールを確認してもらう旨伝えておきます。台湾に友達、同僚がいればその方でもかまいません。ただしスマホなどですぐにメールが確認できることが重要です。

いざこまったとき、このアプリを押すだけでメーラーがたちあがり、GPSが現在地を確認し、現住所データが本文にかかれます。メール題名に「道に迷った!」とか「ここに迎えに来て」とか書き添えてもかまいません。そして相手先のメールアドレスを入力して送信、それだけ。

電話して場所がうまく伝えられないときにこのアプリはいいかもしれません。

事前にグーグルマップに観光予定の地理をすべて入力しておけばたぶん問題ないはずですが、そのぶん少々意外なハプニングが少なくなってつまらなくなるかもしれません。

いや、もしかしてあまりに旅先でスマートフォンを使いすぎて電池がなくなってしまうとかそういう致命的なアクシデントが起こったほうが、旅の思い出としてはいいかもしれない・・・・。