台湾の子供が見るアニメとは
台湾にはテレビチャンネルが100くらいあります。何かに特化したチャンネルが多く、内容はアニメ、ニュース、宗教、財テク、果ては日本のバラエティ、そしてNHK国際放送までいろいろあります。

僕はニュースとかはインターネットで見るので、台湾では嫁の母が好きな「風水世家」を一緒に見るか、TVBSのニュースをみるくらいです。

しかし今年5歳になる息子はテレビが大好き。41にもなってアニメや漫画に縁遠くなっていた僕ですが、息子のおかげで台湾のテレビのアニメ・漫画番組事情が少しわかってきました。

中国語を話すクレヨンしんちゃん
海外物のアニメは見たところほとんど中国語に吹き替えされているようです。だから息子が大好きなクレヨンしんちゃんも、うまく日本語版の口ぶりを残して中国語で話しています。

セーラームーンや忍者ハットリくん、キテレツ大百科なども息子のお気に入りです。さすがに主題歌は吹き替えがされてませんが、息子は耳で聞いたまま適当な歌詞をつけて歌っています。

他にもドクタースランプやスラムダンク、まだまだたくさん日本のアニメが流れており、台湾ではみんな日本のアニメを見て育っていると思われます。また台湾で放映されている日本のアニメは僕が小さいころ見たものばかりで、息子もそれを見て育っていると思うと奇妙な感じがします。

アメリカや中国のアニメも
無論日本のアニメばかりではありません。息子がよく見るアニメを列挙してみます。まずアメリカから。
海綿寶寶(スポンジボブ) 
お笑いのアニメで面白いのですが内容が非常にばかばかしい。台湾でこれをみると知能指数が下がると報道されたこともありました。
飛哥與小佛(フィニアスとファーブ)
麻辣女孩(キム・ポッシブル)
なんと中国のアニメも放映されています。
喜羊羊與灰太狼(シーヤンヤンとホイタイラン)
この中国産アニメですが、悪役の灰太狼が嫁に暴力を振るわれるシーンが問題視されて本家中国で問題になったそうです。
 
どこで育とうと子供はアニメが大好き
台湾のテレビチャンネルは非常に多いのですが、コンテンツは限られているため、1日何回も繰り返し放送されるだけでなく、何日かおきにまた同じ内容の放送がされていることもしばしば。

しかし、前見た同じアニメをみて、また笑っている息子に「これ前みたでしょう、つまらないよ」といっても飽きずにテレビの前から動きません。

僕も子供のころは漫画やアニメが大好きで、祖父とNHKニュースとドラえもんをかけてチャンネル争いまでした記憶があります。

台湾で育とうと日本で育とうとやはり血は争えません。

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