台湾基隆市になぜ岡山県人が住んでいるのか?

私は岡山県倉敷市出身で、2007年3月に岡山を離れ台湾の北東にある港町、基隆市に住んでいます。 台湾でのサラリーマン生活で感じた個人的な感想をブログで書かせていただいています。

Tag:知事

海外就職は出会いの宝庫
あなたも台湾で意外な出会いがあるかも
日本を離れ、台湾に移住して生活や就職するメリットはいろいろあります。
そのなかでも意外なメリットとして、お仕事を通じて日本では到底お会いする機会がない人と出会えることを強く感じます。

岡山県つながりで台湾で岡山県知事にも会った!
僕は台湾で岡山県人会にいれていただいています。これは岡山県にゆかりのある方々が集う飲み会です。参加者は岡山県出身者、または岡山県に住んでいたことがある、お仕事、留学などで台湾に滞在されている方です。

メンバーは日本でも超有名な会社の現地法人のトップや幹部であったり、台湾で会社を作られた方であったりといずれも立派な方ばかり。

そんななか僕のように台湾に流れてきた現地採用のおっさんでも気軽に話ができたりします。

果てはそのご縁で台湾に岡山県のプロモーションにきた岡山県知事一行とのパーティにも参加でき、当時の石井知事ともお話しをさせていただく機会がありました。

いきなり日系現地法人のトップに営業

台湾で働くメリットとは?
日系会社でも台湾にいる日本人は少ない
また台湾の日系会社は規模が案外小さく、営業やら仕事でお伺いすると、いきなり現地トップである日本の方が出てくるケースもよくあります。

仲良くさせていただいた日本からの駐在さんの中には、帰国したら本社の大幹部になられた方もいらっしゃいます。ただ残念なことにこれら駐在の方が帰国された後、またどこかでお会いできるチャンスはあまりありません。日本のビジネスマンは忙しいので仕方ありません。

2014年もご縁がありますように
台湾にくる日本人観光客は大変多いのですが、台湾在住をしている日本人で形成される日本人社会はまだまだ小さいです。そのぶん意外な出会いなど、普段ではありえないご縁をいただく機会も多いです。

2014年もいろいろな人とご縁があることをお祈りしております。今年こそこれを読んでいただいているあなたにもお会いできるかもしれません。そのときはどうかよろしくお願いいたします。 
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先日岡山県知事一行が台湾に来て、台湾人観光客を増やすためのアピールを行いました。

同じ岡山県人としてぜひ何か力になりたい。岡山と台湾の間で定期航空便ができれば、一時帰国のために移動で関空経由で1日かける必要もなくなります。

僕の嫁は台湾人で、住んでいる環境もほとんどローカルに近いこともあり、より台湾人の考え方に接する機会も多いことから、周りのご意見もききながらより現実に即した形で提案をしようと思います。

流れとして、
1.岡山を知り、興味を覚える
2.岡山を観光する
3.台湾に帰国後、岡山について楽しい思い出を周りとシェアする
4.さらに多くの方が岡山に関心をもってもらえる
といった流れを想定し、その中で現状の問題点、提案を考えていくことにします。

今回はごく普通の台湾の方に岡山を知ってもらう方法について考えたいと思います。集客にはまず岡山を知ってもらうことからはじめなければなりません。

台湾で生活、仕事をしていると日本に関心を持つ方が非常に多いことを良く感じます。春の東北大地震で台湾が一番多くの募金を集めていただいたことからもそのことはよくわかります。地震の直後、台湾人からよく「お前の両親は大丈夫か?」と聞かれたものです。

ただ「実家は岡山だから大丈夫」といっても皆さんあまりピンとはきません。「岡山ってどこだ?」ということになります。

親日で日本のことはよく知っている台湾といわれますが、さすがに普通の人が知っている地名は、北海道、東京、大阪、京都、広島といった海外観光客が多いこれらの都市、そして地震で有名になった福島や仙台くらいのようです(あくまで僕の周りでは)。

まずは「岡山ってなに?」という段階からはじめなければならないようです。

振り返って岡山で有名なもの、アピールできそうなものを考えてみました。岡山を離れてもう5年くらいたつので復習の意味でネットで岡山情報を検索してみました。

参考にしたのは岡山観光情報というサイト。
ざくっと見て台湾の方に岡山を説明するのに使えそうだなと思うものを列挙すると、
食べ物関係では桃、ピオーネを筆頭とするフルーツ、
建物、観光地関係では後楽園、倉敷美観地区、大原美術館、オリエント美術館、醍醐櫻、瀬戸内海
童話で桃太郎などなど。

以前これらのキーワードで、台湾の人に岡山を紹介したことがありましたが、反応はいま少しでした。

岡山のフルーツについては、不定期で台湾の百貨店で岡山フェアなる催しで販売をしているようです。今回知事一行が台湾に来たときもこのフェアの後押しという意味合いがあった模様です。

ただ個人的には以下の理由で、僕が台湾人に岡山を説明したときのように反応が期待できないのではないかと思うのです。

理由
・北海道などの台湾でもメジャーな地域の物産展の開催も頻繁にやっていて、突発的に単発でやっても印象に残りにくいのではないか
・「日本のおいしいフルーツ=岡山」で台湾人にせまっても、フルーツを売りにしている他府県も多くインパクトが弱い。

桃太郎のことは台湾の方はよく知っていらっしゃるようです。嫁に聞くと十数年前に映画で桃太郎の実写版がつくられたことがあった(実態は未確認)ようです。

ストーリーなどは知っているようですが、問題は岡山の地名と結びついていないという点。台湾のウィキペディアで桃太郎を見ても最後に申し訳ない程度に岡山が舞台の作品と書かれているだけ。

問題点ばっかり書きつられてもしかたがないので、台湾で岡山を知ってもらう方法を自分なりに考えてみました。

1.台湾のドラマとタイアップして岡山で撮影をしてもらう
2.台湾と岡山との交流を増やす
 ・台湾で岡山ゆかりの人を増やす方法を考える。
 ・その逆に台湾ゆかりの岡山の人を増やす方法を考える。

その具体的な提案についてはあらためて別のブログにて。
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