2年ぶりに台湾から岡山に帰省
2014年の旧正月、2年ぶりに定住する台湾から岡山に帰省しました。

2年ぶりに帰って一番変わったと感じたのが両親でした。72歳の父はますます髪の毛がうすくなり、いつの間にかすっかり完全なおじいさんになっていました。

タブレットで気軽にLine(ライン)
毎年岡山に帰省することができるかわからないので、もっと気軽に両親と連絡が取れるよう僕たち夫婦からタブレットをプレゼントすることにしました。

家に無線環境を作れば、Line(ライン)で気軽に連絡がとれます。いちいち毎回パソコンを立ち上げる必要もありません。

そこで早速岡山の実家の近所にある家電量販店でタブレットと無線ランルーターを購入しました。

問題は無線Lanルーターの設定
無線Lanルーターの設定ができるだけ簡単にできるものを選んだつもりなのですが、なかなか説明書のようにはいきません。

説明書によると、設定には無線Lanができるパソコンが必要なのですが、家にある7年前のパソコンではその機能がなくて設定できません。

そこで台湾からもってきた僕のスマホ(スマートフォン)を使わざるをえなくなりました。

遠伝通信なら大丈夫?!恐々スマホの3Gを開けてみる
海外でスマホの3G使って本当に大丈夫?
スマホを使って設定する場合、説明書にあるQRコードを読み取るアプリをダウンロードする必要がありました。

帰国後僕はローミングで高い通信料を請求をされるのを恐れてスマホの3G機能を切っていました。

ダウンロードするにはこのスマホの3G機能をオープンする必要があります。

不安でためらっていると、台湾の嫁は「確か契約している遠伝通信は、海外使用の場合1日400元くらいの定額でそれ以上はかからないから大丈夫」というのです(この金額が正しいのかはまだ未確認)。

そこで恐る恐る3Gをオープンしてそのアプリをダウンロードすることにしました。

しかしアプリを使ってQRコードを読み取って設定してみましたが、タブレットは無線は受信しますがなぜかつながりません。

悪魔のメッセージ パケ死 
30分ですでに4695元、パケ死です。夫婦で首をかしげていると、突然僕の携帯が悪魔のメッセージを受信したのです。

通信料金がなんと4600元(約13800円)を越えたらしいのです。なんと3Gをあけて30分もたたないうちに。

4600元がどれくらいの価値をもつかおわかりになりますか?

2012年度の台湾の大卒初任給は平均30335元(日本円で約10.5万円)。4600元はその約15%にあたります。

日本の大卒の平均初任給19万円(2013年)の1.5割というと2.9万円くらい。たった30分の通信料でそんなにかかったんです(あくまで物価感覚)。

原因は初期設定を確認しなかったから
どうも原因は僕のスマホがローミングでソフトバンクの回線を使うような初期設定になっていたからのようです。

遠伝通信はNTT回線を使わないと嫁の言うサービスは使えないようです。

設定を確認しないまま他社の回線を使い、しかも通信量がかかるアプリのダウンロードをしたものだから、高額な費用がかかるのも当然。

結局両親のタブレットの無線がつながらない原因もわからず、そのまま全部のルーターの電源を切ってふて寝することになりました。

台湾在住の日本人も気をつけて
あなたもパケ死大丈夫?しかし朝起きるとタブレットの無線は不思議とつながっていました。

原因は現在両親がインターネットを契約している倉敷ケーブルテレビのルーターに前の設定情報が残ったままだったようです。

新規で無線ルーターを設定する場合、インターネットのルーターは必ず30分以上切ってからでないと前の設定情報が消えないと実は説明書にも書いていました・・・・。

日本から海外旅行してパケ死する記事はよく見ましたが、実際自分が台湾から帰国して同じような目にあうと思いませんでした。

海外在住者、台湾在住者の方も是非気をつけてください 。


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